猫エイズ(FIV)の子の収容が…🐈

にゃんこ

現在、わたくし岡部が仕事やボランィアで関わっている愛護センターは3ヶ所あるのですが、どこも動物の収容がキャパオーバーしそうな雰囲気です💦

先日も新聞やネットニュースで取り上げられておりましたが、神奈川県や茨城県の愛護センターでは動物の収容数が限界値の倍に迫る勢いですhttps://www.townnews.co.jp/0605/2023/09/14/697224.html

ここにもある通り、猫🐈の収容が非常に多く、子猫だけじゃなく成猫も多いのです。ちなみに成猫は多頭崩壊や多頭飼育者からの引き取り等。

昨年や一昨年のこの時期はもう少し落ち着いていて、子猫シーズンに向けた準備をしていたように思うんですよね(とは言え、昨年の秋の収容頭数は柏センター開所以来最多を記録した、とのことでした)。

コロナを経て収容状況にも変化が現れ、今年から本格的にその本性が現れてくるとは一部では言われてましたがこんなにも顕著に急激に出てくるとは…

コロナに起因するものかどうかは今後、専門家の方の分析を待つしかないのですが、知る限り全国的にセンターや保健所への収容頭数は増加傾向が見られるように感じます。

それと気になるのはFIV(猫エイズ)陽性の子の多さ。これは地域性も関係してくるので、たまたまだとは思うのですが、私が関わらせていただいているセンターでは例年より多く感じます。今年はFIV専用室を設置して対応する、とのことでしたので今年はその多さが突出してるのでしょう💦

FIV陽性となると譲渡希望者が一気に減り必然的に収容期間が長くなったり、よりストレスをかけないよう飼育員にも負担が多くなります。ここへの対策を早急にしないと施設全体が疲弊してしまいますので、なんとかできないものか?と思案しています。

FIVの子に対して皆さんが思っている疑問や心配を解消できる場を設けたり、できる範囲でFIVの子達の引き出しを手助けしたり…

私自身、FIV(猫エイズ)はとても恐ろしい不治の病ではあるが、共存できないわけじゃ無いと思っています。

キャリアではあるが発症しないままその生を終える子の方が遥かに多いという話も聞きますし、実際に私がセンターやシェルターで猫エイズを発症していると思われる子に出会ったことは、幸運にもまだありません。ある先生は、エイズウイルスは弱毒化しているかも、、という先生もいらっしゃいました。

だからと言って、絶対大丈夫!健康な子と全く同じ!なんて無責任なことは言えませんが、少なくともストレスなく穏やかな生活を送ることで、その発症を遠ざけることの可能性は限りなく高いんじゃないか?そう思えるのです。

いつか、FIVの子達がゆっくり過ごせる場所を提供できたら良いなあと真剣に考えております🐈妻にはまだ言ってませんが…

写真の子はFIV陽性でしたが、優しい子家族を見つけた負傷猫で収容された子です😸

タイトルとURLをコピーしました