動物取扱責任者として

雑談

ペットの生体販売でよく言われる

「欲しがるから」「消費者がもっと賢く」

確かにそう。重大な責任を伴う消費活動においては大前提だと思います。
ただそれを隠れ蓑に散々美味い汁を吸ってきた関係各所が率先してその利益を還元し啓蒙する責任もあるのでは?とも思うのです。私は生体販売を否定はしませんが“欲しがるから生産する”“求められるから在庫する・販売する”まず、そこから変えて行くことも大切で実際に生体販売をやめた業者さんも多くいらっしゃいます。

“再生回数が伸びるから犬・猫を撮る”

話はずれますが構図は同じかと。YouTubeやマスコミ等、動物の情報を発信する方々は“常に”動物福祉を守れていたのか?

そして、販売業だけじゃなく貸出、保管、展示等々その種類を超えて、動物取扱業・マスコミ全体が真剣に動物福祉向上・改善への取組をしないといけないんじゃないかと思います。自分はやっている、あそこは取り組んでないからダメ、そんな悠長なこと言ってる場合じゃなく、全体で一つの方向に向かわないと。

次回の動物愛護法改正に向けた動きはこの流れの中でどこまで動物福祉の向上を担保できるのか。8週齢の附則、所有権、動取の登録制、畜産動物・展示動物等々等々…まだまだ問題が山積です。
欧州の全てが良いとは思いませんが見本として見習うべきは見習い、欧州のそれ以上に改善する気概・熱は欲しいと思っています。

自分も動物たちと関係して商活動をしてる以上、この全ての言葉が大ブーメランとして返ってこないよう、この先もしっかり活動していかないといけないと思っています。
ちょっと気を抜くとすぐに自分に甘くなってしまうので気をつけたいと思います。でもお休みも必要ですね😅

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